能登半島地震復興支援セミナー(大学コンソーシアム石川)
ご案内
大学コンソーシアム石川から案内がございましたのでお知らせいたします。
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大学コンソーシアム石川では、加盟する石川県内全ての高等教育機関に協力を要請
し、能登半島復旧・復興のためのセミナーを継続的に開催することといたしました。
このセミナーが、能登半島復興の一助となること、能登半島地震復興支援学に繋が
る取組みへと発展することを祈念しております。
被災した能登半島の現状や復興への取組・課題、今後の防災・減災に関し、
多くの方に共有いただくため、広く聴講を呼び掛けてくださるようお願いいたします。
***セミナー***
第9回講師:中野 知幸(なかの ともゆき)氏
羽咋市歴史民俗資料館 学芸員
演題:守れ、文化財。羽咋市の文化財レスキューのとりくみ
令和6年能登半島地震では多数の文化財が被災した。これらを救出
する文化財レスキュー事業が、能登の各地で行われている。このほか
公費解体される土蔵・納屋・住宅からも、多くの歴史資料が救出され、
地元の博物館などに寄せられている。これらは、能登のこれからを考
えるときに欠かせない資料になる。羽咋市の文化財レスキューの取り
組みを紹介し、復興に求められる文化財の役割を考えたい。
日時:令和7年12月5日(金)13:00から(60分・質疑応答含む)
場所:オンライン形式・オンデマンド形式
申込み:以下のURLから12月2日(火)までにお申込み願います
※ 本セミナーは、どなたでも聴講可能です。
第10回講師:高原 耕平(たかはら こうへい)先生
金沢大学能登里山里海未来創造センター 特任准教授
演題:災害復興の史的比較から考える能登の未来
関東大震災、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震
災の復興モデルをたどり、能登半島地震との連続性と違い、過疎
被災地の復興の在り方を考えます
日時:令和7年12月10日(水)13:00から(60分・質疑応答含む)
場所:オンライン形式・オンデマンド形式
申込み:以下のURLから12月8日(月)にお申込み願います。
※ 本セミナーは、どなたでも聴講可能です。
第11回講師:信岡 尚道(のぶおか ひさみち)先生
金沢大学能登里山里海未来創造センター 特任教授
演題:珠洲市にみる高齢・過疎地域における災害復興の課題と展望
珠洲市の復興は、過去に例を見ない高齢化率50%水準の過疎
地域に固有の「元に戻しても縮小が止まらない」構造と向き合う
必要がある。能登半島地震と奥能登豪雨は復旧すら困難とし、生
活再建も長期化している。他方、祭りや同級生ネットワーク等の
“強いつながり”は再生の起点たり得る。本講演では、復旧に加え
地域おこしへ接続する第二トラックを組み込み、「戻りたい未来」
を設計する復興像を提起する。大学の関与を「人口回生」へ寄与
させる視点を共有したい。
日時:令和7年12月15月(月)13:30から(60分・質疑応答含む)
場所:オンライン形式・オンデマンド形式
申込み:以下のURLから12月11月(木)までにお申込み願います。
※ 本セミナーは、どなたでも聴講可能です。
第12回講師:川澄 厚志(かわすみ あつし)先生
金沢大学融合研究域融合科学系准教授
金沢大学能登里山里海未来創造センター 兼務
演題:珠洲市にみる高齢・過疎地域における災害復興の課題と展望
本発表は、初年度調査を継承する2年目の定点観測として実
施した悉皆調査により、能登地域の6市町(珠洲市、輪島市、
穴水町、能登町、七尾市、志賀町)における観光資源218件の
被害状況と復旧状況を明らかにしています。この2年間の調査
結果から得られた知見を比較分析し、能登の観光復興の展開
においてどのような有効な示唆があるのか議論したいと思いま
す。
日時:令和7年12月19月(金)13:00から(60分・質疑応答含む)
場所:オンライン形式・オンデマンド形式
申込み:以下のURLから12月17月(水)までにお申込み願います。
※ 本セミナーは、どなたでも聴講可能です。
<セミナーに関する当コンソ―シアムのURLは以下のとおりです。
https://www.ucon-i.jp/newsite/jigyou/folder40/
<大学コンソーシアム石川webサイト>
https://www.ucon-i.jp/index.html
